歩学舎の特徴その5
定期テストを自力で乗り切る子を育てます!
定期テストって本来 何のためにあるのでしょうね?
日頃の学習成果を先生が確認するためですよね。
日頃、あまり努力しておらず、学習内容も定着していなかったら、結果は悪いでしょうが、それによって 少なくとも先生はその子の学習状態を知ることができますし、その対策に乗り出すこともできるでしょう。
一方、日頃から努力し、学習内容は定着していたら、結果はいいでしょうし、それによって、先生はその子が順調に成長していることも確認します。
これだけでいいではないですか!!!
・うちの子は部活もやっていて、日頃 学習時間が取れていない
・うちの子は、学校の授業についていけていなので、定期テスト対策は絶対に必要 |
こういった意見もあるでしょうし、もっともなことだと思います。
ですが、定期テストの点数を取ることが 人生における最大の目標ならそれでも構わないのですが、社会に出て活躍することが人生における目標なら、やはり、お子さんにとって本当に大切なことは何なのかを少し考えてほしいと思います。
可愛い子には旅をさせよ
といいますし、過保護な親が子供をspoilするのも周知の事実です。
定期テスト対策の何が問題なのか?
そもそも 学校って、基本、勉強を習いにいくところでしょう。そこで学べないのなら、そのこと自体を問題視して、その解決に向けて子供たちを導いてやるのが大人の役目でしょう。
学校の勉強についていけない状態は放置して、ただ、定期テストの点数のかさ上げだけを競うというのは、長期的にみたら無意味どころか、大きなマイナスでさえあると思います。
中1の段階で学校の勉強についていけない子が、定期テスト対策にどっぷりつかったとします。学校の勉強についていけない状態はそのまま放置ですから、中2になると状況はもっと厳しくなります。大学受験期ともなれば、もうどんな状況かは説明不要ですよね。
自分たちはきちんと愛情をもって精一杯生徒のために頑張っていると反論される塾講師もおられると思います。
ですが、定期テスト対策のような形の学習から、本物の実力を身に着けるだけの器を持った学生は本当にほんの一部ですし、定期テスト対策を通して本物の学力を生徒に叩き込むことのできる優れた塾講師もほんの一握りだと思います。
中学時代、定期テスト対策のおかげで学年でトップクラスだった、そして、塾のクラス分けで最上位に位置していた奈良・畝傍の生徒達に中1レベルから指導し直している塾だからこそ(英文法に関しては中1レベルでもボロボロと間違えますよ)、そのことがよくわかります。
定期テスト対策中心の塾の出身者は、
中心部分にぽっかり穴の開いたドーナツみたいな学力の子ばかりです。県内トップクラスの子達がそうなら、それ以外の子達はどれほどひどい状況なのでしょう。
そして、定期テスト対策のような他力本願型の学習の最大の問題点は、学習が本人の学力増進に結びつかないだけでなく、人間形成にも結び付いていないということです。
日頃は努力をせず、定期テスト直前に大人がすべてをおぜん立てしたものを消化するだけ
アリとキリギリスのキリギリスそのものです。
あの寓話は、キリギリスが要領がよくて立派ということではなくて、アリのように勤勉に努力しなさいということなのですよ。
至れり尽くせりで面倒見が良い塾が本当に良い塾なのかどうか、今、一度 考えてみてください。
生徒を依存させて、自分を頼ってもらうことを喜びとしている指導者は多いですし、そういう先生ほど人気があります。その指導者の純粋な気持ちは疑いませんが、難関大に合格したいのであれば、そのような講師への依存を断ち切る必要があります。どうにもこうにもならなくて、そのような塾に頼らないといけない子がいることは承知していますが、ここではそのような子達の話はしていません。それに、どうにもこうにもならないのなら、なおのこと、きちんと基本をやるべきだろうにと個人的には思います。うちも、本当に稀にですが、そのような認識に立ったうえで、塾を信頼し、辛抱強く通塾させてくれる親御さんもいます。
逆の方から眺めてみましょう!
日常的に地道な努力を積み重ね、学校の勉強もきちんとついていっている。いろいろと調べ、必死で考えた結果、どうしても自力で解決できないことが出てきた場合は、放課後に学校の先生に喰らいつく。定期テストは、日頃の努力の成果を試す場と認識し、ノートや学校のワークを総復習し、少しでも高い点数が取れるように努力する生徒。
お子さんにこのような人間になって欲しくないですか?
将来の成功は約束されたようなものですよ。
歩学舎はそのために、お子さんの器そのものを大きくしていくための塾なのです。学習が人間形成に直結した塾なのです。
→ 何をやるべきかがわかっていない理由とは-学習法のリセットから-を読む