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「ちょっとうれしかったこと」 関大文学部指定校推薦合格

高校3年の女の子が、授業後に話しに来ました。古文のコマを追加したいとのこと。理系出身独自の古文の学習法ですが、英語の学習法を元にしていますし、以前も少し書きましたが、高校時代は東大の法学部に受かるような連中よりも古典は得意でした。いよいよ関大合格に向けてラストスパートかなと思ったところ、その子が「それと、関大文学部指定校推薦に合格しました。」とさらりと言ってきました。

関大文学部はこの子の第一志望の大学です。一瞬、訳が分からなくなったのですが、この子は大学での学習の準備として合格決定後にうちで古文を学習する事にしてくれたのでした。

偉いなーと素直に思いましたし、そんな感じで受講してくれる事に喜びを感じました。入塾して来る生徒がみんなこんあ感じだったら、塾経営は本当に楽しいのですけどね。

と、ここで、随分昔のことを思い出してしまいました。関大一高の内部進学が危ういので助けてくれということで入ってきた子がいました。歩学舎の頃ではないので、母体が補習塾ですからこのような子も当時は相談に来ていました。要するにこの子は受験しなくても大学に行けると安心して遊びほうけていただけなんですけど、うちの基礎からのスタイルが肌に合ったらしく、さらに本人の地頭もまあまあでしたから、いい感じで学習を進めていく事が出来ました。ある日、この子が私のところに来ました。「内部進学決まったので、今日で塾やめます。」  十分な学力を身につけたのならそれも選択肢なのですが、ほとんど学習を極めないままそういった行動をとるこの生徒に非常に落胆しました。キリギリスは、冬にアリから餌を与えられてしまうと、次の夏にまた遊びほうけてしまうでしょう。

このようなことを経験していたからこそ、今回のことは、少しうれしかったですね。

 

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