K.S.さん 神戸大学国際文化学部・早稲田大学国際教養学部 合格
K.S.さん 奈良女子大学附属卒
神戸大学国際文化学部 早稲田大学国際教養学部 合格
私は中3の冬から歩学舎に通い、高校卒業後1年の浪人期間を経て、第一志望である神戸大学国際文化学部に合格しました。おそらく多くの人は、この結果を見て「元々まあまあ成績の良かった人が、真面目に毎日がんばったから合格した んだろうなー」と思われるのではないでしょうか。しかし私はここに通うまでは相当の”アホ”でした。ここではそんなアホな私が、歩学舎によってどのような成長を果たし、志望校に合格したのかについて書かせていただきたいと思います。
歩学舎の門を叩いた中3の冬、中高一貫校に通っていた私の成績はまさに下の中。三者面談で冗談でも就職の話が出るほどでした。横井先生に渡された1冊目のテキストはなんと中1レベルの英語の問題集。しかし当時の私は勉強ができない自覚があり、学力に関するプライドなんて皆無だったので甘んじてその現実を受け入れ、先生に言われるがままテキストに取り組み、課題をこなしました。
その素直さが良かったのでしょうか!(あくまで自 身の見解ですが)高一の秋くらいから、平均点あれば良い方だった英語の成績がどんどん上がっていきました。しかし今考えるとそれは当然のことでした、だって基礎を完璧にしてくださったのですから。さらに横井先生は、私に勉強のやり方を教えてくださいました。基礎を完璧にし、無闇に時間を費やすのではなく頭を使って学習する。その方式は英語だけでなく全ての教科、あるいは部活の練習などにも当然適応することができたので、ここで私の努力の仕方、考える力が形作られたといっても過言ではないでしょう。また英語とは何か?ということを垣間見させてくれる横井先生の指導のおかげで私は英語という言語そのものに魅力を感じ、なんと将来の目標まで決まってしまいました。遂には中3のとき英 検準二級の二次試験(合格率80%)に落ちた私が、高2の冬に学校から選抜されてカナダに研修に行けるまで私の英語力は伸びていきました。
しかしおそらく生まれた瞬間から苦手だった理数が足を引っ張り、また勉強不足で暗記科目を補填できなかったことから、私の神戸大学現役合格は叶わぬ夢となりました。それでもセンター試験では、筆記190点、リスニングは満点と納得のいく結果を残せたと思います。
浪人生になって私は大手予備校に通いました。その1年英語の勉強は完全に後回しにし、その時間を不得手な数学に当て、横井先生に教わった「基礎から」方式で学習に取り組みました。それでも横井先生に築いていただいた英語の力は揺るぎなく、どの模試でも偏差値70を切ることはありま せんでした。また前年と異なり暗記教科に費やす時間も潤沢にありましたから、センター試験の点数は総合で100点ほど上がり、第一志望の国際文化学部のボーダーに対して30点ほどの余裕を持って出願することができました。
さらに驚いたことには、記念受験だと思って受けた早稲田大学の国際教養学部にも合格することができたのです。早稲田大学の国際教養学部、通称SILSは、帰国子女と留学経験生が学生の7割を占める学部です。当然英語の試験も、思わずこれは誰対象なん?とツッコんでしまうほど難しく、この1年英語やってこなかったしどうせ受からないでしょ〜なんて気楽に考えて過去問も3年ほどしか解かなかったので、まさか合格できるなんて夢にも思っていませんでした。合格を知った時 真っ先に思い浮かんだのは横井先生の顔でした。3年間歩学舎で培った英語の地力が、SILS合格への道を開いてくれたのでしょう。
こうして私は第一志望の神戸大学国際文化学部に無事入学できることになり、人より1年多かった、しかしとても充実した受験生活が幕を閉じました。歩学舎に通っていなかったら、大学進学自体が危ぶまれていたかもしれません。そんなアホだった私を懇切丁寧に指導し、第一志望に合格させてくださった横井先生には足を向けて寝られません。私の将来を開いてくださって、本当にありがとうございました。